2009年01月13日

'09 spring/summer collection

’09 S/S COLLECTIONにおける、次代感,疎外感。



水面下で沸き起こらなくなった新たなトレンド。


もうすでに店頭に並んでいる春夏物の服、バッグ、シューズ、アクセサリーたち。


インターナショナル・コレクション自体は半年前に、 メンズ・コレクションは初夏に、


レディース・コレクションは秋に発表された出来事なのだから、それが現実に手にとって見れる。


あるいは試着できるというのは当然ではあるのだが、


そこで「今年の春夏物のトレンドって何だっけ?。」と、ふと思い直すのである。



ブラック・カラーの再来、【幾度と訪れているトレンド・カラーではあるが】


ヴィヴィット・カラーも加えて、よりエレガントになってきているとか、可愛いよりは強い女性、自立した女性の女たちのために



レオン的な男たちと、センス的な人、といろいろと言われるものの、形容詞的な言葉はとても大まか過ぎて実際どうなのか?


服を売って生活している私でさえ、チンプンカンプンであるから、

実際に買う立場にいる消費者には、坊主の念仏みたいなものかもしれない。


09 spring/summer collection



Raw-Silk Tee¥12000{¥12600}



Lightning Print-Neckercheif ¥8500{¥8925}











そのぐらいの雰囲気でしか伝えることのできないプレスの表現力の低さに同調するごとく、

メディアもブランドの広告塔化したフッション雑誌。





感覚は同調するものである。リリースする側が熱くならなければ、受け散る側が熱くなるはずがない。



心がこもらなければ、鏡を見て離れると自分の顔を忘れるようなものだ。


ファッションは今、過渡期に差し掛かっている。


自動車業界が化石燃料の駆動力からエレクトロニクス化の駆動になるようなものかもしれない。



半年前に発表し、時代の流れを作るはずのファッションがクラシックだったり、過去のデザイナーのオマージュだったり、


少々ネガティブになってしまった感があるが。



実際は水面下でふつふつと新たな潮流が動きだしている、次代感を持ち合わせているトレンド。



まだ浮かび上がってはいないが、そのうちに新しいモードを持った、新しいモードに生まれ、新しいモードに育ち、新しいモードを、


その者は見せてくれるだろう。


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