A面・B面
『世の中の人間は仕事に対して真剣に取り組んでいるか、
真剣に取り組んでいないかのどちらかだ。その二つを混ぜ合わせるのは無理だ。』
BOB DYLAN
ボブがBOB DYLANの音楽に真剣に取り組んできたかを改めて思い知らせてくれる
アナログ・モノ・レコーディング
12インチLP
待ちに待った、ボブのモノ・ボックス・12インチLPレコードが届いたのである。
アナログ・レコードとCDを比べてみて、12インチLPがりっぱに見え、
いかにCDが威厳がないかが感じ取れるのである。
まるで12インチLPが本物でCDがレプリカみたいに感じる。
このモノ・ボックスには1962年の1st.アルバムから1968年のジョン・ウェズリー・ハーディングまで8枚の12インチLPがセットされている。
これらのアルバムはデヴュー・アルバムは50年近く前に、ジョン・ウェズリー・ハーディングでさえ40年以上前にリリースされた作品であるが、
時代錯誤とか、懐かしさとか、古くさいとはまったく感じさせない音楽である。
むしろ、いまもライブな感覚に陥ってしまうアルバムだ。
モナリザを観た時と感覚が同じだ。
記録、いわゆるチャートとか何百万枚のヒットという点では、
ビートルズ、ストーンズ・マイケル・ジャクソンにはかなわないが、
ボブ・ディランの影響力という点では、ボブにはかなはない。
ボブはミュージシャンというよりはアーティスト。
モノ・ボックスのブックレットも優れもの
21歳のボブ、何を聞いているのか?訪ねてみたくなるフォト・ページ。
おまけ
以前にもアナウンスした、
何年か前にHOLIDAYS IN THE SUNというブランドでTーSHIRT、」
ボブのアルバム
HIGHWAY 61 REVISITEDからインスパイアーされ、
HIGHWAY 61TEEをリリースした。
1965年当時、アルバム『追憶のハイウェイ61』を買った多くのアメリカ人はアルバム名のハイウェイ61
をおそらくそのときまで知らずにいた。
いまではディランのアルバムはハイウェイ61の伝説は重要になっている。
ボブはハイウェイ61という道路がほかのどの場所より多様で大きな貢献を
してきたかを知った。
過ぎ去った時代、そこで歴史が紡がれ、これからも続けられていくことを。
わたしは敬意をこめてハイウェイ61に登場した人物をクレジットした。
おまけ VOL.2
US ハイウェイ61は、メキシコ湾からミネソタ州グランドポーテッジのすぐ北のカナダ国境線まで続いている。
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